ほんとにオススメ本・7 [BLオススメ]
今日はファンタジーなオススメを。
この本はほんとにかなり読みました。
コミケで同人誌も買って読んでます(こちらは漏れがあるかもですが)。
とある国の第二王子の見合いにいくはずのいとこのかわりに、女装して見合いに参加するはめになる主人公(受)。
しかし花嫁候補のお披露目舞踏会で会ったのは、以前街なかで出会った青年で・・・実は彼はお見合い相手(偽ですが)の弟、あまり外に顔を出さないという第三王子だったのです。
二人の偶然の出会い、それと王子の秘密の力(本人は秘密ではないと作中でいってますが)など、ファンタジックでありながら魔法!てな感じよりは、もっと自然回帰的な精霊チックな話です。
女装ネタやお見合い相手ではない人との隠れた逢瀬などなど、王道を踏まえた感じは読んでいて大変安心感がありつつ、やっぱりドキドキな展開になると、わかっていてもハラハラ・・・。BLではありますが、そこは女子の気持ちを揺さぶる、少女マンガ展開です。
これが楽しいのですが・・・。
現代設定ではあまりできない要素も、醍醐味です。
こちらもかなりなオススメ!!です。
榎田さんはBLでないファンタジーも書いてらっしゃる方なので、もちろんBLでも、そのキャリアを俄然感じさせてもらえます。
しかも騎士。
いいですよね、騎士。
かっこいいですよね、騎士。←しつこい。
こちらも精霊ものです。しかしその設定に重なる騎士としての矜持や、意地、そして生き死にに対する想い・・・そんな重いテーマでも話は進みます。
昔別れた幼馴染との再会。しかし彼は以前の彼とはまったく違っていた・・・彼は本当に優しかった気持ちを捨て去ってしまったのか、それとも・・・。
お話のカギは、かわいい、けれどけなげな精霊が持っています。
二人の騎士の交錯する想いや、真実大切なのは何か、という心に響くお話でもあります。
・・・う~ん・・・榎田さんの本も真先さんの本もまだまだオススメしたいのがありますが・・・それはまたいつか。
次回のオススメもファンタジーで!!次はシリーズ!!
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