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『竜宮さまのト・リ・コv』 [BL日記]

今回は7月B‐PRINCE文庫の新刊です。

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竜宮さまのト・リ・コ (B‐PRINCE文庫)

  • 作者: 加納 邑
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: 文庫

加納さんの著作は人外?のキャラがよくでてくるんですが、それがツボすぎる身としてはかかせない作者さんの一人です。
そして今回は・・・と思ったら、変身するシーンがなかった・・・アララ。脇キャラは本来の姿で登場して人型になってるのに~。ちぇ。
同人誌あたりが出たら変身させてもらえてるんでしょうか・・・読みたいです。

ということで、楽しい人外さんですが、このお話は攻様が王様で竜。
ウロコの存在は出てくるんですけどね~ああ、かっこいい竜のお姿拝見したかったです。
・・・横道逸れまくりですが、その名も竜宮海馬(りゅうぐうかいば)。うん、海っぽいです。でもってそのステキに唯我独尊な
攻に愛されまくってしまう主人公は砂野しずく。またまた海っぽい。

運悪く海で溺れたしずくは竜宮に助けてもらうのですが、その礼をカラダで払えとか結婚しろとか言って迫ってくるわけです。しかもしずくも身体は流されまくり。
・・・仕方ない。竜宮はお上手なようです。
でもその強引な求婚には理由がちゃんとあって、昔一人で人の住む場所にきた竜宮にしずくが自分の好物のチョコを分けてあげたことがあって、親切にしてくれたしずくに惚れてそれからこっそり海にくるしずくとその家族を見つめてきたわけで・・・って!ストーカーか!
しずくは全然憶えていなくてがっかりした竜宮は無理にでも一緒にいたくてそんな風に突き進んでしまった・・・という。

しずくはもちろん、竜宮と結婚なんて承諾できないし、しかも結婚したら海の中にある竜宮城に行かなきゃならない!理不尽!という感じで拒否しまくるんですね。でもそんなこんなでもなんとなくお互いのことがわかってきたかな~というところで、竜宮に迎えがきてしまうんです。
(これが件の本来の姿で現れた脇キャラ、竜宮のお世話係の亀なんですが・・・)
亀さんいわく、竜宮は両親が1年前に亡くなってしまってさみしいのだと。だからこそしずくと一緒にいたい、一緒になりたいと思ったのでは・・・と聞いて、しずくは竜宮の強引さにもせつない理由があったのだと知ってしまうわけです。そして、離れなければならないと分かって、初めて気がついた気持ちに、しずくは竜宮を引き留めます。

・・・で、ハッピーエンドかと思いきや、まだ竜宮城になんて行く勇気も決心もない・・・というしずくと竜宮は喧々囂々。それでも一緒にいたい気持ちは本当だと確認した竜宮は、なんと人間の土地に新・竜宮城を建設してしまうんですね!!
愛はなにものをも超越しますね!!←ほんとうか?

そこまでで収録作の1話終了。この後続きがあるんですが、二人のすれ違いとかもしかしてライバル?みたいな女の子とかが現れちゃったりするのですが、ここはぜひ小説の方を実際に読んでいただきたいところです!

ところで、しずくの両親と姉が登場してるのですが、この母と姉が竜宮の財力や包容力にあっさりしずくの嫁入りを承諾してしまうところが楽しいです。ちょっとコメディちっくな部分があるお話なので、この強い女性陣も楽しい。でもおとーさんは心配そうですが・・・。

余談ですが、しずくがあの行為の最中に流した涙を真珠にしてコレクションする竜宮とか、真珠をしずくの中に入れちゃったりとか(どこから?とか野暮なことは言いっこなしですよ!)、結構したい放題な攻がいい感じです。なのにさみしがりで・・・ギャップ萌え?なんですかね。
でも王様ですから財力はあるし、元々人じゃないので不思議な力とかあっていろいろできちゃったりするので、そんな彼ができちゃったら、ある意味最高なんじゃないかと。しずくにべたぼれだし。
やはり結婚は求められてするのが幸せなんですよ、きっと

・・・誰もが見る夢ってやつですけどね。笑。




『恋結びは甘い秘めごと』 [BL日記]

すごくご無沙汰してしまい反省しきりな今日この頃です。
いや~ものすごく読み応えのあるブログ小説(もちろんBL)に出会ってしまいまして、延々読書しています(完結しているお話なのですが、ひと月も同じのを読み続けています!)

まあそんな近況は置いといて。

今回は今月の花丸文庫新刊のレビュー?ですww

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恋結びは甘い秘めごと (白泉社花丸文庫)

  • 作者: 青桃 リリカ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/06/18
  • メディア: 文庫

最初裏表紙のあらすじを読んだ時には、ちょっとおバカな子が頑張る話かな?くらいに思ってたのですが、これが予想以上におバカだった・・・という・・・。

主人公のタケハヤくんは神様なのですが、まだ半人前(よりもっと前なのかな?)で、ダメダメな彼は神様の学校の試験に落第しそうになっていて、その進学の補習修行のために人間界へ・・・という前振りなのですが。
日本神話の神様系?のお話というのもまあ結構BLにもありますが、これはなんというかそんなに予備知識を入れずに読んだ方がいいかも?という感じです。
個人的には日本神話は好き(といっていいのかどうか迷いますが)なので、このお話はナンセンスいっぱいなのですよ、実際は・・・。けど物語というのはなにも実際の物事に必ずしも忠実でなくてはならない!というわけでもないですし、これはこれで「こんなんだったらおもしろいよね!」という気持ちで読むと、また別の楽しみに変わります。

ということでしょっぱなの自分内気まずさはあっという間に払拭しました。

で、降りた先は自分が将来祀神として祀られる予定?の神社なんですが、そこの宮司の息子とは幼いころは遊んだりして仲良くしていた、という・・・これもまあ結構あるかも設定ですが(しかしわたしは「お約束」に弱いので、こういう設定は大歓迎ですよ!)、それがまた格好良く成長している・・・という「お約束」。
ありがとう!お約束!ですよ。
そうこなくっちゃBLは!という勢いで、ガンガンくっつくのを待ちかまえたんですが・・・。

これがなかなか・・・長い道のりで・・・。

攻の方である神社の格好いい(笑)息子・久継(ひさつぐ)くんはどう考えても、可愛いタケハヤが好きっぽいのですが、むっつりどうやら怒っていて(というか嬉しいやら腹立たしいやら、という感じです)、その理由に思い当たらないタケハヤくんはせっかく再会したのに仲良くしてくれない久継にがっかりします。
しかしおバカなタケハヤくんは頑張って仲良くなろうと努力するのですが、理由がわからないのに仲直りなんて無謀です。
しかも修行もうまくいかないんですね。
タケハヤくんは縁結びの神様なのですが、恋とか愛とかがまっっったくわからない子なんですな!
このあたりおバカで鈍感な可愛さはあるのですが、おかげで時折見せる久継くんの優しさの奥の本心にも全然気がつかない!

でもやっと修行の成果が出てきたころに、タケハヤくんは久継くんへの自分の気持ちにやっと、やっと!やっと!!気がつくわけです。
しかも久継くんとの縁結びを依頼されて、まったく力がでなくて気がつくんですが・・・。

それまでそっけなくされたり邪険にされたりしてすごく傷つくタケハヤくんなのですが、ここまで自分の気持ちに気がつかず、しかもここまできても久継くんの気持ちには気がつかない!

縁結びの神なのに!!!!!!!!!!

アホすぎる・・・けど、それがかわいい・・・。

どうしようもないスパイラルです。笑。

結局その縁結びは失敗するのですが、それによってやっと二人の気持ちが通じ合い、しかも怒涛のHシーンになだれ込みです。
ていうか、久継くんの我慢の日々を思えば、この急展開、なんら不思議はありませんよ・・・涙も出てきます、不憫過ぎて。
いままで怒っていたのだって、仲良くなったタケハヤくんが「またすぐ遊びにくる」といってぱったりこなくなったせいですし・・・。
好きな子を待っても待っても来ない、約束を破られた、というような怒りですね。ほんと可哀想です。
これなかった理由は神様は子供の時は人間界に降りてこられるけど、ある年齢に達すると今度は降りてはいけない決まりがあったせいなんですが・・・それでも「だったらそう言え」って感じですね・・・ほんとに不憫・・・。

修行は達成して、タケハヤくんは進学できるんですが、また神様の世界に帰らなければならなくて、結局もう会えない、という悲しみを押し殺して二人は離れるんですが。

・・・進学したら夜は降りられる、って。

そんなんアリなんですか!

またまた久継くんに怒られつつも(タケハヤくんも知らなかったんでそれはしょうがない)、タケハヤくんの可愛さの前には怒りも萎みます。しかも毎晩会えるという・・・。
結局はラブ満載なEDです。

六芦かえでさんのイラストもまた、久継くんの格好いいこと!たまりませんね!(←なにが)
タケハヤくんもすごく可愛いおバカさんで、表紙のカラーでジャケ買いする人だって絶対います!!

ところで、全然関係ないのですが、作中の久継くんのクラスメイトの二人はくっつかないのかなあ・・・とか、名前も片方しか出てこなかったけどタケハヤくんが勝手にくっつけちゃった体育教師と生物科教諭の話とか、気になります・・・。


『愛の巣へ落ちろ!』 [BL日記]

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愛の巣へ落ちろ! (白泉社花丸文庫)

  • 作者: 樋口 美沙緒
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/04/20
  • メディア: 文庫
今月の花丸文庫新刊の1冊。

まずはあらすじで、主人公が「シジミチョウ」って・・・チョウチョっスか?!・・・と驚かされ・・・。
相手は「タランチュラ」・・・う~ん・・・タイトルにある巣っていうのはクモの巣なのねん・・・。
でもわたしみたいな虫嫌いでも大丈夫。設定は虫と人間が融合した、という世界になってます。

素直で前向きな主人公、翼くん。彼は実は「性モザイク」という1万分の1体という低い確率の雌雄混合体なのです。
しかもそれは短命といわれていて・・・翼くんは身体が弱いんです。でもくじけない。そんな姿にキュンとしますよ・・・。
相手の澄也くんは恵まれた環境で立派な素養を持っているのですが、それゆえの孤高や悲哀が実はあって、案外不憫な子です。
そして偶然澄也くんをテレビで見て、発言に感動した翼くんは、期待を胸に彼に会うため、身分違いな学園に入学します。
健気だ・・・っ。
二人の初対面は最悪でしたが、やがて翼くんのかわいさに澄也くんも心を傾けていくんですが・・・。

それまで澄也くんが遊びまくったツケで、翼くんはたたでさえ分不相応とイジメられたりしてたのがエスカレート。
他にも澄也くんのいとこが現れ、またまた翼くんを酷い目に!!

しかしそんな逆境でもくじけない翼くんです。しかも澄也くんが助けにきてくれるのです!!
素直になれない澄也くんも、最後はちゃんと翼くんに告白してくれます。
おまけではそんな澄也くん視点の、嫉妬むき出しの青春(笑)な二人も読めますw

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『欲情』 [BL日記]

なぜイラストがかわったのか・・・すごく知りたい一冊。

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欲情 (B-BOY NOVELS)

  • 作者: 岩本 薫
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 単行本

なんでイラスト替わったんですか~~~~。
いや、別に北上さんは大好きな漫画家さんなので、嫌ではないのですよ。でもわたしの中では如月さんだったので。

あのイラストで色っぽい迅人くんを見たかった~~~~っ。
北上さんでもかわいいですが~~~っ。

スピンオフということで、別段続きではありませんが、前作が大好きでがっつり読んだわたしとしてははずせない一冊です。
駆け落ち・・・ということですが・・・推薦で決まってた大学はどうするんだろう・・・?
とか勝手に心配しております。
実家の家業も家業だし、旦那(笑)の元・稼業も稼業、それにあの体質(なんてかわいいもんじゃないですが)もあるので、アラスカ行って帰ってきたら、どこかの都会で探偵業でもやるとBLのその後っぽくておもしろいんですが。
勝手に想像。

賀門氏はワイルドでステキでしたねww
なんか迅人くんも狼なのにワンコみたいにかわいがってくれそうな・・・フフ・・・。
また勝手に妄想。

個人的には超絶妖艶美形お父ちゃんの話とか読みたいんですが・・・でも設定が一夫一婦至上主義的設定なので、奥さま亡きあとはやっぱり涙の操なのでしょうか・・・。
側近の岩切氏とラブだったらおもしろいのに・・・と指をくわえてみたり。
岩切氏は亡き奥さんの弟だし部下だけど、あの二人で精神的には絶対主従、肉体的には下剋上だったりしたらエロスなのですが・・・。
BL的にはありじゃないでしょうかね・・・でも基本設定があるのでかなりきつい縛りです。

・・・また勝手に爆走してしまった・・・。

発売日に頑張って買いに行ったので、期待通りに大変たのしく読書できて最高でしたw

と、常識的にきれいにしめてみる。笑。

『旦那さまなんていらない』 [BL日記]

さて・・・お正月のない生活ですが、去年の宿題を済ませて今月も発進したいので、とりあえず先月購入・読破した本の話でもしようかと思います。

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旦那さまなんていらない (幻冬舎ルチル文庫)

  • 作者: 黒崎 あつし
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2009/12/15
  • メディア: 文庫
先月中旬の購入本。
この前に出ている「お嫁さんになりたい」の続きかと思ったら、スピンオフだった・・・おう・・・。

個人的には「お嫁さん~」の方の攻の方のほうがわたしはカッコイイと思うんですが(見た目の話じゃなく総合的な好みの話です)、こっちの一見ボンボンの実は腹黒・・・の方が好みwという人もいるだろう・・・多分・・・。

イラストは前回同様、高星麻子さんで激しくステキ★ですが、やっぱり受の子も前回の方が好き・・・
って、好みは置いておいて。

前回「お嫁さん~」は受が世間知らずっぽくてカワイイ感じの話でしたが、今回は攻が金持ちで世間知らず・・・と見せかけて実はおなかの中がどす黒い・・・という受主人公の受難を感じる話でした。
はっちゃけた受のお母さんもいいですが、スマートに黒い(何度も言うようですが、最初から疑わしい男だと思っていたよわたしは)攻がなんともいえません。
攻のお屋敷にいる使用人?たちがいい人すぎてギャップが笑えます。
主人はあんなに黒い(しつこい)のに、白いと信じ切ってる・・・おもしろい・・・。

「お嫁さん~」の主人公も親友として顔を出していて、あまりのいい子ぶりに前回のちょっぴり切なさを醸し出してた話を
思い出し・・・って、今度の話はコメディなの?そうなの?と確かめたくなるお話でした。
そんなこと言いつつも、主人公の足のけがとサッカーの話のくだりは泣けました。
かわいいぞ、きみ。

うん、結局すごくおもしろく読みました!!


次回は先月末の本の話で。笑。

最近購入したBLの話。 [BL日記]

今月あたま、ルビー文庫の新刊を購入。
以前ならタクミくんとフジミ以外全部買うところなのですが、現在は諸事情によりお金があまり出せないので、ほんとにほんとーに欲しい本だけを吟味。
というか、吟味するのに1時間かかり、一緒に書店に入店した妹に怒られる・・・という悲しいオマケつき。

購入しましたのはこちらの2冊+先月の新刊1冊(先月はブルーサウンドシリーズを購入した所でお金が枯渇し、買えませんでした・・・)

支配者の恋 (角川ルビー文庫)

支配者の恋 (角川ルビー文庫)

  • 作者: 岩本 薫
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/11/28
  • メディア: 文庫
ロイヤルロマンスは突然に (角川ルビー文庫)

ロイヤルロマンスは突然に (角川ルビー文庫)

  • 作者: 水上 ルイ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/11/28
  • メディア: 文庫
公爵と呼ばれる男 (角川ルビー文庫)

公爵と呼ばれる男 (角川ルビー文庫)

  • 作者: あさぎり夕
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/11/02
  • メディア: 文庫

とりあえず『支配者の恋』は迷わず手にとりました。
なんといっても大好きなシリーズ。
『ロッセリーニ家の息子』シリーズが元々大好きなところへ持ってきた、この文庫方面部隊の強襲ともいえるシリーズ。
即殺されました・・・。
で、その最新刊ですから、購入しないわけがありません。

アラブ系王子×美人身辺警護。
またこの眼鏡美人め!!
この美形王子め!!
というニクいカプです。
こんなの主人公にされたら誰もが手にとるわい!!
と半ばキレつつも嬉しくて仕方ないわたし・・・やはりはずさないです、岩本さん。ステキです。
そしてそのイラストもはずさない。
まさにこれが美人!!といった感の主人公・・・ステキすぎる~蓮川さん~w
しかも王子のちょっと子供っぽさが残りつつも威厳を感じる微妙な人物描写。主人公のいつもはキリリとしているのになぜか脆い面がポロリと・・・っ。
うぬぬ・・・わたしのツボは常に押されっぱなしです。
途中、王子が王位を継ぐ・・・といった話が出て、自分の思いに蓋をする主人公がせつないです。が、それでも命を狙われた王子を守るわけです。なんと銃撃から!!
そしてお互いの思いを確認するわけですが・・・結局王子は王位を弟に継いでほしいという結論に達して、主人公に自らの国に来てほしいと告げるんですね~。
ヤンチャな王子(といってもいい大人ですが)をおもわず叱ってしまう主人公がよいですw

『ロイヤルロマンスは突然に』
大好きな作家さん、水上ルイさんの最新刊w
今月には『副社長なキスがお上手2』(文庫版)も出たし、『豪華客船で恋は始まる』の新刊も発売するし(もうすぐですよね~楽しみw)、なんだか思ったんですが、去年も12月に結構新刊ラッシュだったような・・・。
で、例にもれず、お金の問題で『副社長~』は新書版を持ってるので後で買う候補にしておいて、『豪華客船~』のために小銭握りしめてますよ。
それでルビーの新刊です。
水上さんもルビーでかなり本を出版されてますが、これは新しいお話でしたw
でもってまたも王子・・・。
どうも最近王子率高いです・・・。

偶然知り合った、まだ駆け出しのカメラマンの青年と小国でありながらタックスヘイブンで資金的に潤う公国の王子。

やはりというか、当然というか、水上さんの攻様はなんというかこう・・・リッチーですね・・・。
しかしそれで主人公が幸せになるのならいいのです。

両親もいない、引き取ってくれた人も亡くし、一人になってしまっている主人公。
でもそこは水上さんの元気系主人公であるのでクヨクヨウジウジはしていません。
まあしかし・・・悲しみをこらえていたところを王子に慰められて泣いてしまいました。
いけないな~そんなことしたら攻王子はコロッと・・・て言う前にもう初対面で一目ぼれしてましたが。

ところで・・・お約束のように二人は結ばれてますが、脇役だったF1レーサーの二人が今後新刊wて出てくるんじゃないかなあ、出てきてほしいなあ・・・などと妄想しています。
う~んあの感じだとラヴ臭漂ってるんだけどな・・・。

そして相変わらず、明神翼さんのイラストはキレイでした・・・。

先月の本『公爵とよばれる男』
わたしはあさぎり夕さんのお話は一部読み、一部避けて通ってきました。
よくあるのですが、どうしてもこの作家さんの文章の書き方を読むのがツライ・・・とか、明るい話はおもしろいのに暗い話だと暗すぎて救いのない話ばかりでツライ・・・とか。
そんな作家さんの本は、まずあらすじで判別できるものは判別して、それ以上はとりあえず開いて読んでみます。読めると判明したら購入ですw
あさぎりさんもそんな感じで、とりあえず努力はしてみたもののやっぱりダメなものはダメ、と諦めました。
たぶん食べ物と同じで、好き嫌いがあるとツライんですよね・・・。うん、でもチャレンジはしました。克服できるものはした方が、たくさんの本が読めるじゃないですか!!
・・・断念しましたが・・・。

そんな中、読める本到来。
以前雑誌掲載されたお話とその続編でした。
読んでて「あれ?」と思って初出をみたら記載があり、「ああやっぱり読んだことあると思った」と納得しました。

平凡な大学生だった男の子。でもなんと有名俳優が今度兄になった!!
というお話ですが、片親だった父親の再婚相手の息子がその問題の俳優だったわけですね。
なにが問題か。
まあ表裏がありワガママで横暴で・・・BL的にエッチな嫌がらせもあり・・・というオンパレード。
そんなところに二人を引き離そうと入ってくる俳優の恋人であるという男。
さんざん嫌がらせをされてきた主人公もしかし、俳優の内面を少しずつ知って、二人は近くなったように見えたのですが・・・。
そんな時嫌がらせや恋人の存在が芝居だとバレます。
でもそれにはやはりワケがあって、彼の本当の父という人はもう鬼籍の人ですが大物俳優で、莫大な遺産があるわけです。それを持つ母と再婚した主人公の父は、遺産目当てでは?という嫌疑をかけられていたわけです。
でも母にそんな酷なことは言えないので、相手の息子に嫌がらせをして、父に告げ口させ、離れて行ってもらおう・・・という、なんとも遠回りな搦め手。
でも主人公も母親の不義の子でありながら自分の子だといって育ててくれた父の幸せを壊せるわけもなく、むしろそんな父の人柄を知りもせずに疑ったことが許せない。
なのに彼のことを好きになっていたことに気がつくわけです。

そして俳優が撮影中に事故に・・・!!

主人公に真実嫌われたと思った彼は集中力を欠いて事故ってしまうのです。
病院で彼の本心を聞き、自分の本心を告白し・・・そしてハッピーエンドです。
続きのお話も二人のすれ違いやライバル登場でバタバタしつつも、結局二人は好きなのでまた元通りです。
いいですね、ハッピーエンド。
高久さんの繊細で柔らかなイラストがまたかわいいお話です。

次回は今月中旬に買った本のお話でも。
って、それ今週の話・・・。

ちょっと小休止してる間に・・・ [BL日記]

ぼんやりしてたらいつの間にか日にちが過ぎていました。

こわい・・・。
こうして人は鈍感になっていくのね。
曜日感覚もなくなってきてて、毎日うっすらと生きてます。

今日はオススメをご紹介しようと思ってましたが、別件で疲れているのでお休みします。

代わりに、今夜(もう朝になるけど?とかツッコミはいりません。わかっています)寝る前に読もうとしている本のご紹介でもしてから就寝します。

家政夫は今日も眠れない (角川ルビー文庫)

家政夫は今日も眠れない (角川ルビー文庫)

  • 作者: 夏目 もも
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/06/01
  • メディア: 文庫
このシリーズ?はもう一冊でてるのですが、まだ入手できていません。
しつこく覚えている・・・。

ちなみに家政夫は受(主人公)の方で、結構元気のいい青年です。
家政夫もの、というのは最近結構多くなってきましたが、昔はそんなにメジャーではなかったですよね。
紆余曲折ありつつ、男なのに家政夫、というパターンは、男なのにメイド、とどちらが多いのだろう。
どなたか検証してくれないですかね。

メイドと家政夫、どちらがお好みですか?

・・・とか冗談言ってる間に時間は過ぎていきます。

この主人公と、相手の雇い主である傲慢社長との恋愛話。
イラストの麻々原絵里依さんの絵はスマートでかっこいいので大好きですw
この社長がアゴヒゲがワイルド感をかもしつつ、すらりとしたイラストの感じと相まって、ムサく感じないところがまた、かっこいいんですね!!

この作者の夏目さんの本は、ルビーのデビューシリーズも持ってまして、そちらも大変面白いお話です。
パイロットやアテンダント、その他航空関係のお仕事についている主人公たちのお話でした。
そちらはまたあとで、別個にご紹介したいので、ここではすごくおもしろいです!!
・・・とだけ言っておきます(笑)

とりあえずシリーズもご紹介。わたしはこちらは未入手で読んでないので、内容その他はここではご紹介できないのが残念です。

家政夫は今夜も意地悪で (角川ルビー文庫)

家政夫は今夜も意地悪で (角川ルビー文庫)

  • 作者: 夏目 もも
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/11/02
  • メディア: 文庫
ぜひ、そろそろ冷えてきた夜に、暖かくしてBL本を読んで、心の中まで温かくなってほしいと思いますw

今日読んだ本とか。 [BL日記]

世間がだんだんクリスマス色を帯びてきたので、またまたデザインを変えました。
サンタさん、わたしに「ひつじ村ポータブル」PSPソフトをください(本気で欲しい・・・)

最近金銭的にまったく余裕がないので、新刊があまり購入できません。
それでもどうしても欲しいものだけは厳選して、なんとか購入しています。

で、必然的に読む本は前に購入した本になるわけですが、中途半端に部屋の片づけをしたために、どこにいったのかわからない本とかも存在しています。
買ったのに、読んだのに、どこにいったやら・・・な本です。

まあ、しかし、常に繰り返し読んでる本は手元に残してあるので、困るのは探している時だけなんですがね・・・。

今日読んでいた本はこちら。

恋は不埒に (プラチナ文庫)

恋は不埒に (プラチナ文庫)

  • 作者: 若月 京子
  • 出版社/メーカー: プランタン出版
  • 発売日: 2008/08/11
  • メディア: 文庫
主人公のぽややん具合がかわいい一冊。
そして攻めの彼の巧妙さがまたおもしろい一冊です。
この本はそれほど劇的な何かが起こるわけではないので、ある意味ぼんやりと読める楽しい本です。空いた時間とかにささっと読んでも問題なく楽しく読めます。

もう一冊読んでた本はこちら。

インクルージョン (幻冬舎ルチル文庫)

インクルージョン (幻冬舎ルチル文庫)

  • 作者: 崎谷 はるひ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 文庫
以前にもうなくなってしまったレーベル(ラキアスーパーエクストラでした)で出されていた本の新装文庫版。
イラストも前と変わっていますが、個人的にはこちらのほうが好き・・・これは好みの問題ですが。

わたしはラキアの方は持ってないのですが、このお話の本編(というかこちらがスピンオフなので)の方は先に読んでいました。(同レーベルでシリーズ化しているのですが)
でも正直なところ、本編よりこちらの方が好き・・・またまた好みの話ですけどね。
やや強気だけど純情で正直な主人公と、いいオトナだけどわが道をゆく男・・・楽しいです。

しかし、この、蓮川愛さんのイラストがまた、よだれが出るほど(汚い・・・)かっこいい・・・!!!!!!!!
蓮川さんの漫画も大好きなので、ある意味ウハウハです。
もう一冊の方の佐々さんも、以前のオススメでもいってるかと思いますが、もう、大好きな絵の方なので、文章の他にも楽しみがあって、二倍三倍の味わい。

次回はまたオススメの本をご紹介したいと思います。
今度は蓮川さんのイラストとの出会い編、わたしのバイブル(笑)な本をオススメします。

読み終えてました [BL日記]

今月の新刊やっと手に入れたといっておきながら、その後なんにもいってませんでしたが、読み終えてます。
読み終えてますとも。

ただ青くひかる音 (角川ルビー文庫)

ただ青くひかる音 (角川ルビー文庫)

  • 作者: 崎谷 はるひ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/11/02
  • メディア: 文庫
波光より、はるか (角川ルビー文庫)

波光より、はるか (角川ルビー文庫)

  • 作者: 崎谷 はるひ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/11/02
  • メディア: 文庫
予想通り、とってもよかったです!!!!
短編・中編集ということで、一話一話が短かったというのもありますが、シリーズのキャラをもれなく楽しめた感じで、ファンとしては嬉しい限り。
とくにこの本に限ったことではないのですが、CDや全員サービスの小冊子のお話は特に読むことが難しいので、こういう機会に文庫にしてもらえるのは大変嬉しい。
もちろんそのためにCD買ったり、全サに応募して入手した場合、後から文庫にしてしまうと残念な気持ちになる人がいることも確かで、素直に喜びづらい点があるのも否めないのですが・・・。
ただ、それでも、個人の都合でどうしてもCDの分の金額がだせなくて涙をのんだ人も、同人誌がほしくても入手できなかったりすることも多々ありますので、そういうファンにとっては、天の恵み的な嬉しさがあることも確か。

作中、わたし個人としてはあんまり気にしてなかった山下さんがなかなか今回好感触。
イラストのおおや和美さんの絵がさすがに1冊目から年月たってるので、キャラの顔に変化が見られ、それはそれで興味深い感じで見れました。むしろ、今回の方が、各キャラが年齢相当に見られたというか・・・結構、当時は絵が全体的に若々しく描かれてたというか。
個人としては、大智さんと瀬里ちゃんが今後ちゃんと二人の関係を深めていくところを読みたいです。なんだかこの二人は出来上がっていながらも、まだまだ大きななにかが起こりそうな感じがするので。
もちろん他のキャラたちになにも起こらないだろう、なんて安定を望んでいるわけでもないですが。
それでもそれぞれがこれだけ相手を大切に思っていられるなら、この先になにがあっても乗り越えられるんじゃないかなあ、なんて、ハッピーエンド主義者としては思っているんで、騒動を求めているわけじゃありません!!

とにかく、あとがきでもご本人が書かれてましたが、「サービス」部分がてんこ盛りで(笑)、キャッキャッと喜んで読みました。崎谷さんのこのシーンはいつもなんだか擬音が(笑)。それと受けのキャラのつい舌足らずになっちゃう的表現が大好きです・・・!!!!

では、次回はまたオススメ本になると思いますが、読書感想とかもまだぼちぼち呟いていこうかと思っています。

・・・「やさしい竜の殺し方」の全サに応募する金がない・・・小冊子・・・すっっっっごく読みたい・・・!!!!!!!!

やっと購入・・・ [BL日記]

やっと今月のルビー文庫の新刊を購入!!!!
ほんとはもっと欲しいけど先立つものがないので2冊。
先日オススメした本の新刊です。
まだ読んでないのですが、これから眠くなるまで読書します。
・・・楽しみにしていた新刊を読んでて眠くなるかって聞かれたら、「否」と答えますね。

徹夜かな?
だいたいルビー文庫だと、1冊最大1時間強の読書時間なので、2冊だとやはり朝を迎える・・・。

・・・ここは潔く寝てしまった方が無難?

あと、いつも行ってる書店でやっと品切れしてたコミックを入手できました。
よかったよかった!!
読んでてまた泣いてしまった・・・。

ファンタジーなオススメは次回に・・・。

タグ:ルビー文庫

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